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エリヤ ヨハネ


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| ¡ã¯æ°¸é ã«ç¾©ãªã‚‹ã‚‚のとして残るべきであったが、不幸にも彼は無知であったので、彼自身はもちろんのこと、ユダヤ人たちがイエスの前に出る道さえも、みな遮ってしまったのである。我々は、これによって、イエスが十字架の死を遂げるようになった大きな要因が、洗礼ヨハネにあったことが分かるのである。また、使徒パウロがコリント1二章8節に、「この世の支配者たちのうちで、この知恵を知っていた者は、ひとりもいなかった。もし知っていたなら、栄光の主を十字架につけはしなかったであろう」と言い、洗礼ヨハネをはじめ、すべてのユダヤ人たちが知恵がなくて、イエスを十字架につけてしまったと、嘆いた事実のあることも分かる。, 我々は上述した事実(本章第二節(一))により、エリヤが地上で、全部果たせなかった使命を継承完成するために、洗礼ヨハネが来たことを知った。彼は、ルカ福音書一章17節に記録されているとおり、エリヤの心霊と能力をもって、主のみ前に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いをもたせて、整えられた民を主に備えるために生まれた人物であった。それゆえに、彼は使命的な立場から見て、エリヤの再臨者となるのである。これに対する詳細なことは、復活論で明らかにするが、エリヤは地上にいる洗礼ヨハネに再臨して、彼が使命を全うするように協助して、自分が地上の肉身生活で果たせなかった使命を、洗礼ヨハネの肉身を通して、彼によって完成させようとしたのであった。したがって、洗礼ヨハネはエリヤの肉身の身代わりとなる立場にあったので、使命を中心として見れば、彼はエリヤと同一の人物になるのである。, 我々は、既に、聖書のみ言によって、イエスに対する洗礼ヨハネの無知と不信は、ユダヤ人たちの不信を招来し、ユダヤ人たちの不信は、ついにイエスを十字架につけるようになってしまったという事実を知った。, しかし、イエス以後今日に至るまで、このような天的な秘密を明らかにした人は一人もいなかった。これは、洗礼ヨハネを無条件に偉大な預言者であると断定した立場からのみ聖書を見てきたからである。我々は、因習的な信仰観念と旧態を脱けでられないかたくなな信仰態度を、断固として捨てなければならないことを、この洗礼ヨハネの問題を通じて教えられる。使命を果たして行った洗礼ヨハネを、使命を果たさなかったと信じることも不当であるが、事実上、使命を果たさなかった洗礼ヨハネを、よくも知らずに、全部果たしたと信じることも正しい信仰ではない。我々は神霊面においても、真理面においても、常に正しい信仰をもつために努力しなければならない。我々は、今まで、聖書のみ言により、洗礼ヨハネの真相を明らかにしたが、だれでも霊通して、霊界にいる洗礼ヨハネの姿を直接見ることができる信徒たちには、ここに記録されたみ言がみな真実であるということを、もっとよくのみこむことができるであろう。, 〔出典〕世界平和統一家庭連合「原理講論」 . 洗礼者ヨハネ(せんれいしゃヨハネ、ヘブライ語: יוֹחָנָן הַמַּטְבִּיל‎, Yōḥānān ha-Maṭbīl, 希: Ἰωάννης ὁ βαπτιστής, 羅: Ioannes Baptista, 伊: Giovanni Battista, 英: John the Baptist, 独: Johannes der Täufer, 仏: Jean le Baptiste, 西: Juan el Bautista, 蘭: Johannes de Doper、紀元前6年から前2年頃 - 36年頃 )は、『新約聖書』に登場する古代ユダヤの宗教家・預言者。個人の回心を訴え、ヨルダン川でイエスらに洗礼(バプテスマ)を授けた。『新約聖書』の「ルカによる福音書」によれば、父は祭司ザカリア、母は マラキ4:5~6ー見よ。わたしは、主の大いなる日が来る前に、預言者エリヤをあなたがたに遣わす。, エリヤの再来を主の日の『前に』、すなわち患難時代の前に来ると正確に指摘しています。, 彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、わたしが来て、のろいでこの地を討ち滅ぼさないためだ。, よく黙示録11章に登場する『ふたりの証人』の働きがモーセとエリヤに似ていることから、『ふたりの証人=モーセとエリヤの再来』と言われますが、聖書は旧約時代の人物が現れる時は、必ず『誰』か固有名詞を記しています。しかし、黙示録11章は『ふたりの証人』というだけで固有名詞は記されていないので、このふたりの証人は患難時代前半に現れる人たちであって『誰』だかはわかりません。, cf マタイ17:2~3ーそして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。, *山上の変貌は、モーセは『肉体が死んだ人の代表』、エリヤは『肉体のままで挙げられた人(携挙の型)の代表』、イエスは『肉体が生きている人の代表』でもあります。, ユダヤ人の家族単位は、何世紀にもわたってその結びつきが強いものでしたが、この終わりの時代には崩壊が始まり、預言のことばによれば、その崩壊が続きます。, ユダヤ人家族の絆に亀裂が入る一番の原因は、家族の中にイエスをメシアだと信じる者が出たときです。, cf ルカ12:51~53ーあなたがたは、地に平和を与えるためにわたしが来たと思っているのですか。そうではありません。あなたがたに言いますが、むしろ、分裂です。, 今から、一家五人は、三人がふたりに、ふたりが三人に対抗して分かれるようになります。, 父は息子に、息子は父に対抗し、母は娘に、娘は母に対抗し、しゅうとめは嫁に、嫁はしゅうとめに対抗して分かれるようになります。, エリヤは、メシアの初臨前には活動の約束がなかったということを、頭に入れておく必要があります。エリヤはメシアの再臨前にのみ来ることが約束され、それは患難時代そのものの前です。, これらはバプテスマのヨハネによって成就しました。cf マタイ3:1~6、11:7~10,、ヨハネ1:23, バプテスマのヨハネは、『メシアの初臨前に来る先駆者』についての預言を成就しましたが、彼は再臨前に約束されたエリヤではありませんでした。, ヨハネ1:19~23で、バプテスマのヨハネは『自分がエリヤではない』ことを明確にしています。彼がエリヤだと主張したことは一度もありませんし、問われた時には否定しています。ただイザヤの預言が成就したのだと言っています。, マタイ17:9~13では、エリヤが来ることについての弟子たちの質問に答える中で、エリヤは『すべてのことを立て直す』ために、『確かに来る』とイエスは未来時制で初めに宣べています。, すべてのことを立て直す…マラキ4:6のエリヤの働きを強く暗示していますが、これは再臨との関係での約束であり、初臨との関係ではありません。, *この時点での弟子たちの混乱は、メシアの来臨がニ度あることを彼らがまだ理解していなかったため、メシア的王国がこの時点で設立されることを期待していたことによります。, マタイ11:11~14は、ある意味でバプテスマのヨハネはエリヤだということ宣べています。①11~12節で、メシア的王国の良き知らせを説いていることに注意する必要があります。, もしイスラエルの民が王国を受け入れていたなら、バプテスマのヨハネはエリヤの役割を成就し、立て直しの働きを成し遂げていたでしょう。しかし王国は拒否され、そのため彼はエリヤの働きを成就できませんでした。立て直しのためのエリヤはまだ来ていないのです。, ②ルカ1:13~17では、バプテスマのヨハネが『エリヤの霊と力で』来ると宣言しています。, これらの聖句が言っていることを統合すると、患難時代のある程度前に預言者エリヤが立て直しの働きをするために戻って来るということです。, このため、エリヤはメシアの再臨の先駆者として仕えます。ヨハネは『エリヤの霊と力で』来たという意味で、エリヤの型なのです。, 最初の暗黒と同じように、患難時代前のいつ頃にエリヤが来るのかを、現時点で正確に指摘することはできません。したがって、彼が来る時を出来事の時間的な順序の中に位置付けることはできません。, ヘブル的視点で聖書を学んでいます。教会へ行きつつもみことばの学びに飢え乾いている方の助けになれば嬉しいな…, bluemomeさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 洗礼ヨハネの使命は、メシヤの道をまっすぐにすること、イエスが神の人類救済の摂理を円滑に進めることができるよう、ユダヤ人たちにイエスがメシヤであることを証し、イエスのもとに導くことでした。

Eliasはイザヤス、エリヤ、ヨハネなどに付けられた称号だとする説明のほうが 納得がいく。 教義と聖約110章12-16節 エライアスが現れ、わたしたちと子孫によってわたしたちの後の時代のすべての者が 祝福を受けるであろうと述べて、アブラハムの福音の神権時代をゆだねた。 Azariah, そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。民は皆見て、ひれ伏して言った、「主が神である。主が神である」。エリヤは彼らに言った、「バアルの預言者を捕えよ。そのひとりも逃がしてはならない」。そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキション川に連れくだって、そこで彼らを殺した。. イエス様がペテロとヨハネとヤコブを連れて高い山に登った時、エリヤとモーセが現れてイエス様と語り合っていたという記事が、3つの福音書に記されています。, 弟子たちはイエス様をメシヤであると考えていましたが、旧約聖書の預言を本当に理解していたわけではありませんでした。書かれている内容を知識として知っていることと、真理を悟り、御言葉が確信となっていることには大きな違いがあります。, この出来事の目的は、預言されていたメシヤの来臨と、イエス様が来られた目的について、弟子たちの目を開かせることでした。, ① 雲の中から聞こえた声は何を意味しているか。 ② モーセとエリヤが現れたことは何を意味するか。 ③ この出来事は弟子たちをどのように変えたか。 ④ ここから私たちが学べることは何か。, マタイ17:1~13 (マルコ9:2~13、ルカ9:28~36)17:1 それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。 17:2 そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。 17:3 しかも、モーセとエリヤが現れてイエスと話し合っているではないか。 17:4 すると、ペテロが口出ししてイエスに言った。「先生。私たちがここにいることは、すばらしいことです。もし、およろしければ、私が、ここに三つの幕屋を造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」 17:5 彼がまだ話している間に、見よ、光り輝く雲がその人々を包み、そして、雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい」という声がした。 17:6 弟子たちは、この声を聞くと、ひれ伏して非常にこわがった。 17:7 すると、イエスが来られて、彼らに手を触れ、「起きなさい。こわがることはない」と言われた。 17:8 それで、彼らが目を上げて見ると、だれもいなくて、ただイエスおひとりだけであった。 17:9 彼らが山を降りるとき、イエスは彼らに、「人の子が死人の中からよみがえるときまでは、いま見た幻をだれにも話してはならない」と命じられた。 17:10 そこで、弟子たちは、イエスに尋ねて言った。「すると、律法学者たちが、まずエリヤが来るはずだと言っているのは、どうしてでしょうか。」 17:11 イエスは答えて言われた。「エリヤが来て、すべてのことを立て直すのです。 17:12 しかし、わたしは言います。エリヤはもうすでに来たのです。ところが彼らはエリヤを認めようとせず、彼に対して好き勝手なことをしたのです。人の子もまた、彼らから同じように苦しめられようとしています。」 17:13 そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと気づいた。, ペテロ、ヨハネ、ヤコブは、高い山でイエス様が光り輝き、モーセとエリヤが現れて会話しているのを見ました。そして光り輝く雲の中から「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい」という声を聞きました。恐れてひれ伏し、次に目を開けると、そこにいたのはイエス様だけでした。, マタイ17:9彼らが山を降りるとき、イエスは彼らに、「人の子が死人の中からよみがえるときまでは、いま見た幻をだれにも話してはならない」と命じられた。, 新改訳聖書第3版では、これは幻だったと書かれています(英語の聖書ではvision)。幻なら、エリヤとモーセが実際に山にいたのではないということになります。, 神様は夢や幻によって語られますが、啓示されている真理や事柄を、誰もが理解できるわけではありません。夢や幻を間違って解釈して混乱したり、道を誤ってしまうこともあります。見たことを御言葉と合わせて確認し、祈って主から教えていただくことが必要です。, イエス様は多くのたとえ話を通して教えをされました。たとえの目的は、世の初めから隠されていたことを教える(マタイ13:34~35)ことですが、それはすべての人に理解されるわけではなく、聞く耳のある者だけが悟ることができます。, 同様に、弟子たちがモーセとエリヤの幻を理解するためには、イエス様からの解き明かしが必要でした。そして霊的な啓示を悟るためには時があるのです。, 光り輝く雲がイエス様とモーセとエリヤを包み、父なる神様が語られました。 「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい(17:5)。」, イエス様が洗礼を受け、水から上がられた時、天が開け、神の御霊が鳩の様に下り、天から声が聞こえました。 「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。(マタイ3:16~17)」, 詩編2:7~9「わたしは主の定めについて語ろう。主はわたしに言われた。『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。あなたは鉄の杖で彼らを打ち砕き、焼き物の器のように粉々にする。』」, マタイ12:17~18 これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。 「これぞ、わたしの選んだわたしのしもべ、わたしの心の喜ぶわたしの愛する者。わたしは彼の上にわたしの霊を置き、彼は異邦人に公義を宣べる。」, 山を降りながら、弟子たちはイエス様に、エリヤが来ると言われているのはなぜか質問しました(17:10)。イエス様がメシアであるなら、なぜまだエリヤが来ていないのかと。, マタイ17:11~12イエスは答えて言われた。「エリヤが来て、すべてのことを立て直すのです。 しかし、わたしは言います。エリヤはもうすでに来たのです。ところが彼らはエリヤを認めようとせず、彼に対して好き勝手なことをしたのです。人の子もまた、彼らから同じように苦しめられようとしています。, マルコ9:12イエスは言われた。「エリヤがまず来て、すべてのことを立て直します。では、人の子について、多くの苦しみを受け、さげすまれると書いてあるのは、どうしてなのですか。, 主は二つのことを示されました。 ①エリヤはすでに来た。②人の子は多くの苦しみを受け、さげすまれる。, ルカ9:30~31 ふたりの人がイエスと話し合っているではないか。それはモーセとエリヤであって、栄光のうちに現れて、イエスがエルサレムで遂げようとしておられるご最期についていっしょに話していたのである。, 当時のイスラエルはローマ帝国の支配下にありました。民衆は、イスラエルをローマ帝国から解放してくれる力強い「ダビデの子」の現れを待ち望んでいました。弟子たちも当時のメシヤ観に影響されていたので、イエス様の死は受け入れがたいことでした。, マルコ9:9~10さて、山を降りながら、イエスは彼らに、人の子が死人の中からよみがえるときまでは、いま見たことをだれにも話してはならない、と特に命じられた。そこで彼らは、そのおことばを心に堅く留め、死人の中からよみがえると言われたことはどういう意味かを論じ合った。, 人の子が死人の中からよみがえる。イエス様が死なれるとは考えていもいなかった弟子たちにとって、死からの復活はなおさら理解できないことでした。, ルカ24:44「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」, モーセは律法を表し、エリヤは預言者を代表しています。 律法には、罪の赦しのためには罪のないものの血を流さなければならないこと(贖い)が定められていました。預言者と詩編は、来るべき救い主(贖い主)の復活について預言していました。旧約聖書には、救い主の死と復活が何度も預言されていたのです。, モーセとエリヤとイエス様が語り合っていた幻は、主が旧約聖書に預言されている通り、十字架で死んでよみがえられることを、弟子たちに悟らせるためであったと考えられます。けれども、死と復活が実際に起こるまでは、弟子たちの目はふさがれていて、イエス様が来られた目的を理解できなかったのです。, マラキ4:4~6 あなたがたはわたしのしもべモーセの律法を記憶せよ。それは、ホレブで、イスラエル全体のために、わたしが彼に命じたおきてと定めである。見よ。わたしは、主の大いなる恐ろしい日が来る前に、預言者エリヤをあなたがたに遣わす。彼は、父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせる。それは、わたしが来て、のろいでこの地を打ち滅ぼさないためだ。, 主はイスラエルの民に、モーセを通して与えた律法(おきてと定め)を守るように命じられ、ご自分の再臨の日である「大いなる恐ろしい日」に、のろいで地が打ち滅ぼされないように、預言者エリヤを遣わすと約束されました。エリヤの働きとは、主の再臨に備えて、堕落した民を悔い改めさせることでした。, これ以降、400年間にわたって神からの預言は途絶えてしまいました。イスラエルの民はマラキの預言を頼りに、救い主を待ち望んでいました。, マタイ17:10~13 そこで、弟子たちは、イエスに尋ねて言った。「すると、律法学者たちが、まずエリヤが来るはずだと言っているのは、どうしてでしょうか。」イエスは答えて言われた。「エリヤが来て、すべてのことを立て直すのです。しかし、わたしは言います。エリヤはもうすでに来たのです。ところが彼らはエリヤを認めようとせず、彼に対して好き勝手なことをしたのです。人の子もまた、彼らから同じように苦しめられようとしています。」そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われたのだと気づいた。, エリヤの働きをするために遣わされたのは、バプテスマのヨハネでした。ヨハネがまだ母親の胎内に宿る前、父ザカリヤに御使いが現れ、このように預言しました。, ルカ1:16~17 「イスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。彼こそエリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子どもたちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」, ルカ3:2~3 アンナスとカヤパが大祭司であったころ、神のことばが、荒野でザカリヤの子ヨハネに下った。そこでヨハネは、ヨルダン川のほとりのすべての地方に行って、罪が赦されるための悔い改めに基づくバプテスマを説いた。, マタイ3:1~2 そのころ、バプテスマのヨハネが現れ、ユダヤの荒野で教えを宣べて、言った。「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」, マルコ1:2~4 預言者イザヤの書にこう書いてある。「見よ。わたしは使いをあなたの前に遣わし、あなたの道を整えさせよう。荒野で叫ぶ者の声がする。『主の道を用意し、主の通られる道をまっすぐにせよ。』」そのとおりに、バプテスマのヨハネが荒野に現れて、罪の赦しのための悔い改めのバプテスマを宣べ伝えた。, 主の先駆者として、エリヤの霊と力を受けて遣わされたのは、エリヤ本人ではなく、バプテスマのヨハネでした。, 「メシアが来られる。天の御国が来ようとしている。主の大いなる恐ろしい日が来る前に、主の民よ、罪を悔い改め、心と行いを正し、遜りなさい!」, 変貌山にモーセとエリヤが現れたという幻は、マラキの預言が成就し、イエス様がメシヤとして来られたことを示していました。, ペテロは復活の主にお会いしました。そして、五旬節に120人の弟子たちに聖霊が注がれた時、異言を聞いて集まった人々に、ダビデの詩編を引用してイエス様の復活について力強く証し、イエスがメシヤであると説きました。そしてその日、三千人が救われたのです(使徒2章)。, 使徒の働き3章には、ペテロとヨハネが「美しの門」で生まれつき歩けなかった人を癒やしたという出来事が記録されています。, 驚いて集まってきた人々に、ペテロは、預言されていたキリストの受難が実現し、イエスは十字架で死なれたが、よみがえられたこと、そしてその人はイエスの名により癒やされたことを証し、聴衆に悔い改めを迫りました。, 使徒3:22~23「モーセはこう言いました。『神である主は、あなたがたのために、私のようなひとりの預言者を、あなたがたの兄弟たちの中からお立てになる。この方があなたがたに語ることはみな聞きなさい。その預言者に聞き従わない者はだれでも、民の中から滅ぼし絶やされる。』」, ペテロが引用した御言葉は、申命記18:18~19でした。 変貌山で聞いた言葉はこうでした。 「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい。」 ペテロは、モーセの書いた預言者とはイエス様のことだと理解したのです。, Ⅱペテロ1:17~18 キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」私たちは聖なる山で主イエスとともにいたので、天からかかったこの御声を、自分自身で聞いたのです。, イエス様が約束されたメシヤであると悟るためには、「神の恵み」ー変貌山での体験ーが必要でした。そして「神の時」が来て、弟子たちは力強いイエスの証人となることができたのです。, この変貌山の出来事から、モーセとエリヤが天国から山に下って来たと考える方がいるかもしれません。では、神様がモーセとエリヤを天から地上のイエス様に遣わした可能性があるでしょうか。4つの理由から、その可能性はないと言うことができます。, 父なる神様は、律法と預言書と詩編を通して御計画を語っておられ、御子は御父に絶えず祈り、父の御心と御計画を受け取っておられました。人間がメッセンジャーとなって、御子が知らない知識や情報を伝える必要はありませんでした。, 人間は「原罪」を持つ「肉なる者」であり、神の恵みによる罪の聖めが必要です。罪を贖って義とし、神のもとに立ち返ることができるように、イエス様が十字架で身代わりに死なれたのです。 エリヤもモーセも、贖われていませんでした。御子に御父のメッセージを伝えたり、御子を励ましたり、支えたりできる存在ではありません。, 申命記18:10~11 あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。, 申命記を書かれた神様が、死んだモーセをイエス様に遣わすことはしないでしょう。神は生きた者の神であり、死んだ者の神ではありません(ルカ20:38)。死者は神と関係を持つことができません。, ヨハネ5:28~29 このことに驚いてはなりません。墓の中にいる者がみな、子の声を聞いて出て来る時が来ます。善を行なった者は、よみがえっていのちを受け、悪を行った者は、よみがえってさばきを受けるのです。, ダニエル12:2 地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。, 全ての死者がよみがえります。善人(モーセもエリヤも)はよみがえってから永遠のいのちに入り、悪人もよみがえってから裁きを受けます。, 死は「休み」(黙示録14:13、ダニエル12:13)であり、死者は「眠っている」ので、意識活動はありません。, 「使徒信条」にあるように、「主は・・・死にて葬られ、よみに下り、3日目に死人のうちよりよみがえり、天に上り、全能の父なる神の右に座し」ておられます。イエス様が死なれた時、主の霊は父の御手に委ねられ、肉体は墓に収められ、主はよみに下られました。そして復活されてから、肉体を持って天に帰られました。, 私たちクリスチャンも、死んでいる間、霊は主の御手にありますが、肉体は朽ち果て、復活するまでよみで眠っています。そして、復活してから天の御国を相続します。, 一般的に考えられているように、人は死後、霊魂が身体から抜け出し、天国に行って幸せに暮らしているのではありません。聖書は、主の再臨の時、義人の復活が起こり、それから主と共に永遠に生きることができる(永遠のいのちが実現する)と教えています(Ⅰテサロニケ4章、黙示録20章)。復活は、救いと永遠のいのちの本質に関わることであり、聖書信仰と福音宣教の中心事項です(Ⅰコリント15章)。, 以上4つの理由から、モーセとエリヤが天国からイエス様に遣わされたという可能性はないと言えるでしょう。, エリヤは生きたまま天国に行ったという間違った教えがありますが、エリヤの霊は地上のエリシャにとどまり、エリヤの体はちりに帰りました。霊の抜けた身体は死んでいます。エリヤが今も生きているわけではありません。(参考:「エリヤは生きて天国に行った」という教えの問題)モーセが死後、天で生きていることもありません。, 変貌山での出来事は、死者が天国で暮らしていることや、生きている人間が天に上ることを教えているのではないのです。, ①イエス様は、律法と預言者が示しているように、十字架で贖いの死を遂げ、よみがえられる。バプテスマのヨハネは、マラキ書で預言されたエリヤとして民に悔い改めを説き、主の前に道を備えた。 ②イエス様はモーセと預言者以上の方、マラキ書で預言された主である。主の大いなる恐ろしい日が来る前に、神の御子を信じ、聞き従いなさい。, 弟子たちは、山で幻を見、声を聞いた時にはその意味を理解できませんでしたが、実際にイエス様の死と復活を見た後、聖書の預言を悟ることができました。, イエス様は罪のない「神の子羊」として人類の罪の贖いを完成されました。イエス様が今度来られる時は、マラキが預言した「主の大いなる恐ろしい日」です。それは、罪赦された者が復活し、救いが完成する時であると同時に、悔い改めない者への裁きの時でもあります。, 滅びから救われ、永遠の御国を相続するために、聖書から神の御計画を学んで下さい。主の御心を知り、熱心に仕えるためにも御言葉を学んでください。主が御言葉を悟らせてくださいますように。, 悪魔の誘惑の本質は、神の目的・計画・方法を人の目的・計画・方法にすり替えることです。勝利の秘訣は御言葉です。イエス様に対する悪魔の3つの誘惑は、救い主の資格を損なわせ、全地の王を自分の支配下に引き下ろし、御子の神性を冒涜しようとする企みでした。, 世の終わりには、イエス様の訪問や御使いとの遭遇、天国・地獄の体験談など、霊的惑わしが増加します。聖書は、再臨の前には苦難の時代があり、天の万象が崩れ去ること、私たちが主とお会いするのは、万物が改まって新しい天地が訪れる時であると教えています。, ノアの時代とロトの時代は、終わりの日に起こる救いと滅びの預言的な型です。イエス様は、救いの完成を目指して「人の子の日」に備えるように警告されました。主の再臨と救い、主の日の御怒りと滅びについて、エリコ攻略時のラハブ救出も合わせて学びます。, モーセとエリヤとイエス様が語り合っていた幻は、主が旧約聖書に預言されている通り、十字架で死んでよみがえられることを、弟子たちに悟らせるためであったと考えられます。.

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