実写映画が公開される予定となっている『耳をすませば』。映画をより楽しむために、この記事では原作漫画とアニメ映画の違いを中心に、作品の魅力を紹介。さらには実写映画の見所も考察していきます… まずは、「耳をすませば」のあらすじについて、ザッと以下にまとめてみました。 以上です。 ・ ・ ・ また、僕が個人的に印象的だった、各登場人物の名言・名セリフについて、以下にまとめてみました。 1. 「耳をすませば」には原作があった…映画との違いが面白い! 「耳をすませば」と言うタイトルを耳にするとスタジオジブリを連想する方が少なくないかと思いますが、実はこの映画… 柊あおい氏原作の 少女漫画 をもとに製作されていたのです。 『耳をすませば』は柊あおいの漫画作品で、読書が大好きな中学1年生の少女(月島雫)を主人公として中学生の甘酸っぱい恋愛を描いた物語です。 当作品はジブリ映画としてのイメージが強いのですが原作は前述した通り柊さんの漫画となります。 実写映画が公開される予定となっている『耳をすませば』。映画をより楽しむために、この記事では原作漫画とアニメ映画の違いを中心に、作品の魅力を紹介。さらには実写映画の見所も考察していきます!, 『耳をすませば』は読書好きの少女が夢を追う少年と出会うことで、自身の夢に向かっていく爽やかな恋愛作品です。タイトルを聞くと、スタジオジブリのアニメ映画を思い出す人も多いのではないでしょうか。しかしもともとは少女漫画で、原作作品からインスピレーションを受けた宮崎駿監督により映画化されたのです。, 主人公の月島雫は、父の勤務する図書館に入り浸るほど本好きの少女。ある時彼女は図書貸し出しカードの履歴から、天沢聖司という人物が自分より先に本を借りていることに気がつきます。, 聖司のことがなんとなく気になりだしたころ、雫は電車の車内で奇妙な猫と出会いました。そしてその猫に地球屋という不思議な店へ導かれ、運命的に聖司と出会うのですが……。, そんなあらすじの『耳をすませば』は1995年にスタジオジブリによってアニメ映画化され、多くの人が知る名作となりました。実は原作漫画とアニメ映画で、物語の細部と作風が異なることはあまり知られていません。, 原作漫画は1989年に少女漫画誌「りぼん」で連載されていましたが、人気があがらず、わずか4回で打ち切りとなりました。, ジブリの宮崎駿監督は、夏期休暇中に姪が持ち込んだ少女漫画誌に目を通す習慣があり、そこで偶然『耳をすませば』第2話を読んだそうです。その後ジブリの鈴木プロデューサーや知人の押井守、庵野秀明らと第2話の内容を膨らませ、原作と違った独自のストーリーを想像したのです。, これがきっかけで制作されたのがアニメ映画。おのずと原作漫画とは違った持ち味の話になったのです。, それでは実写映画『耳をすませば』の見所などを交えて、原作漫画とアニメ映画の違いや魅力についてご紹介していきます。, よく知られているアニメ映画は淡い恋心を軸として、2人が将来に向かって前向きに取り組む青春モノとなっていますが、原作はかなり乙女チックな少女漫画。, たとえば雫と聖司が知り合う以前から、聖司の兄の航司と雫の姉の汐(しほ)が交際しており、「りぼん」読者層が思い描くような大人の恋人像が描かれます。, 雫と聖司の関係もその影響下にあるので、いくぶんドリーミーな描写が多いです。たとえば恋愛モノではありがちな、聖司が姉の汐を好きなのではと雫が勘違いする展開も見られます。, 漫画原作がふんわりとした少女漫画らしい心理描写なのに対して、アニメ映画は恥ずかしいほどストレートな青春です。これは宮崎駿らの世代が、かつて実現できなかった爽やかな青春を、ノスタルジックに描こうとしたためだそう。, アニメ映画が人気作となったのは、この改変のおかげで、原作より多くの人の郷愁に訴える内容になったためかもしれません。, 原作漫画とアニメ映画のもう1つの違いは、世界観の広がりにあります。やや言葉が悪くなりますが、宮崎駿の言葉を借りれば、原作漫画はありふれたラブストーリー。中学1年生の雫と聖司の恋愛感情がメインで、障害らしい障害はないのです。2人の気持ちが通じ合って終わり、という、作中だけで完結している閉じた世界となっています。, アニメ映画では、この閉じた世界にメスが入れられました。主人公の年齢が中学1年生ではなく受験を控えた中学3年生となり、原作では画家だった聖司の夢がヴァイオリン職人に変更され、さらにいずれ彼が留学することに変更されたのです。, また、後半で1人暮らしを始める姉の汐は、雫との性格の対比や変化する日常の象徴となりました。, アニメ映画は2人の恋愛を軸に、人生の目標やタイムリミット、そして日常の変化という要素が加わりました。この変更のおかげで、アニメ映画には爽やかな恋愛にプラスして、リアリティあふれる世界観となったのです。, これだけ聞くと映画だけがいいように思えるかもしれませんが、原作も穏やかで優しい世界観が描かれているので、ぜひご覧になってみてください。, 映画と原作の違いはこれだけでなく、ヒーローの天沢聖司にもあります。雫が想いを寄せる彼は、外見も性格もよい、完璧な少年です。初対面の雫には意地悪な言動を見せますが、そこはご愛敬。, アニメ映画でも秀才キャラとして描かれましたが、原作漫画の描写はその上をいきます。夢と希望にあふれたキラキラした少年なのです。, これは聖司というより、原作漫画を描いた作者の柊あおいの特徴。一言でいえば一途に気持ちを貫く、絵に描いたような王子様像なのです。, アニメ映画の聖司は王子様っぽさが少なめになった代わりに、職人気質であることが設定されました。ヴァイオリン職人に憧れ、妥協なくヴァイオリン作りに取り組む姿は、雫だけでなく視聴者の心を打ちました。, 留学して職人を目指すという展開は、ともすれば夢物語になりそうですが、聖司のひたむきさのおかげでリアリティを保つ要因にもなっています。, また聖司のヴァイオリン職人の夢に雫が触発されて、人間的に成長するというのもアニメ映画のよいところ。雫が王子様に憧れる夢見る少女ではなく、同じ未来に向かう対等な立場として描かれているのです。, 原作には出てこないアニメ映画独自の要素ですが、本作を語る上で『カントリー・ロード』は避けられません。ジョン・デンバーがカバーした『Take Me Home、 Country Roads』を雫が翻訳した(という設定の)曲です。, ふるさとをテーマにした歌ですが、ふるさととは、自分が生まれ育った街のこと。一方、作中では雫が自嘲気味に作詞したコンクリート・ロードが歌われます。, この「コンクリートロード」は雫たちの住んでいる場所を表現し、それでも雫にとってのふるさとなのだと伝えています。, たとえ今いる場所が、開発でできたコンクリートロードで自然などなくても、懐かしさを覚える風景こそ、その人の原体験につながる大事な場所なのですね。, 何気ない日常や身近な景色の中にも、目を見張る美しいもの、貴いものがあるというメッセージ……それこそが『カントリー・ロード』に隠されたテーマではないでしょうか。, アニメ映画『耳をすませば』には雫と聖司の恋愛に青春への懐古と同時に、生まれ育った場所への郷愁も盛り込まれているのです。, 青くさいけれど、だからこそ愛おしい名場面として、多くの人が彼らの明るい未来を想像したことでしょう。, アニメ映画にはこの続きがありませんが、実は原作漫画ではその後を描く読み切り続編『耳をすませば 幸せな時間』が発表されています。物語のラストから2年後、中学3年生になった雫と聖司。聖司の海外留学を知り、不安定になった雫が、あのバロンのいる「猫の図書館」を訪れるというストーリーでした。, 原作の続編なので微妙に差異がありますが、アニメ映画化後に描かれたためか、ところどころアニメ映画寄りの描写となっているのでファンの方はぜひ読んでみてください。, また、『耳をすませば』は2020年に実写映画化され、こちらは原作漫画の10年後という設定となっています。, 実写映画は大人になった雫と聖司の姿とともに、あの恋物語の続きが見られるとあって、原作ファンもアニメ映画ファンも要注目の作品です。このあとは、その映画の見所を考察してみます。, 『耳をすませば』実写映画は、スタジオジブリのアニメ映画の続編ではなく、あくまで原作漫画の続編という位置付けです。ただしキャストの月島雫役の清野菜名、天沢聖司役の松坂桃李はどちらもアニメ映画を前提としており、制作側も意識しているようなのでまったく無関係というわけでもありません。, 実写映画では原作漫画を再現する過去と、10年後の現在の物語が並行して描かれます。作家の夢破れて編集者となった雫、10年後も夢を追い続ける聖司。それぞれの境遇の違いから起こるすれ違い。, 甘酸っぱい青春の恋愛物語がどういったラストに向かうのか、原作のストーリー再現とその延長にある未来のオリジナルストーリーがどう展開されるのか。, この「あの日夢見た未来」と「未来が今になった現在」の対比が、実写映画最大の見所となります。, 実写映画『耳をすませば』の公開日は2020年9月18日です。※2020年9月現在、公開は延期となっておりその予定はまだ発表されていません。, 主演の清野菜名について詳しく知りたい方は、清野菜名が出演した作品を逆引き!実写化した映画、テレビドラマの魅力を紹介の記事もどうぞ。, 松坂桃李の出演作品が気になる方は、松坂桃李の出演作は「攻め」揃い!実写化した映画、テレビドラマの魅力を発掘の記事がおすすめです。, アニメ映画を見たことがあるという方も多いでしょう。実写映画も登場人物は設定が同じで、すでに見たことがある人は楽しめるでしょう。もちろん、『耳をすませば』の実写映画が初見の方でも、楽しめる作品になっていると思います。ただ、映画の世界観をより深めるためにも、まず原作漫画をオススメ。, ホンシェルジュはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。, 5分でわかるシナリオライター!未経験でも就職・転職はあり?年収や仕事内容など解説!, 『葬送のフリーレン』は寿命差がテーマの漫画!旅の終わりから始まる冒険ファンタジーをネタバレ, 異色の「なろう系」漫画『シャングリラ・フロンティア』が面白い!注目作のあらすじや魅力を徹底解剖, 「裏〇〇」に惹かれる理由。実際にある「裏バイト」と漫画『裏バイト:逃亡禁止』の魅力, ふんわりとした心理描写の漫画原作、キッパリとしたアニメ映画。それぞれの恋愛展開の違いとは. 原作の10年後を描いた実写映画化の発表があり、30年以上前にこの作品を読んだ時のことを思い返してみる。もしかしたら記憶違いがあるかもしれないが何故か痛烈にこの漫画に惹かれたことは覚えている。, これまでほぼ少年漫画のことしか記していない私だが実は少女漫画への抵抗もほとんどない。それは妹がいたからだ。小学生の頃からお互い何かしらの月刊漫画誌を読んでいて私はフレッシュジャンプだった。後に廃刊になるので月ジャン月マガも読むようになるのだが妹の方はりぼんだった。妹がジャンプやマガジンを読んでいた記憶はないが、何故か幽遊白書にハマっていた時期があったことだけうっすら覚えている。今のように漫画喫茶があったり図書館に漫画が置いてあったりはしない頃なので手元にくる漫画は貴重である。学研の歴史漫画でも少女漫画でも読み漁っていた。教科書全部漫画にしてくれたら吸収率は格段にアップするのにといつも思っていた。, 読み始めた頃のりぼんのラインナップとしては「有閑俱楽部」「ときめきトゥナイト」なるみ編、「星の瞳のシルエット」「ねこねこファンタジア」「お父さんは心配性」そしてアニメ化前の「ちびまる子ちゃん」などが記憶にある。初めの頃はコメディ系や魔族戦闘系(1作のみ)が面白く正直小学生の自分的には柊あおいは苦手だった。ちょうど平成元年なら新連載「耳をすませば」の主人公「月島雫」は私と同じくらいの年齢だったことになる。あまり意識はしてなかったのだがそれで感情移入しやすかったのだろうか。それにしても最初のインパクトは主人公がかわいくない。コメディ系を除けば基本的に少女漫画の主人公は不細工と罵られても本当の不細工は登場しない。そこまで少女漫画の私の経験値が少なかったからと言えるがこれが主人公なのかと驚いた。今見返したらかわいらしく描かれているのだが、そのときは丸顔で満面の笑みの雫がこれまでにない不思議な主人公に見えて1話で引き込まれてしまった。自分の中では良い点だったのだが世間的にはこれが最大のマイナスだったのだと思う。早々に連載は打ち切りになってしまう。記憶にあるくらいぐにゃっと笑う雫が読み返しても見つからないのは何故か分からないが喜怒哀楽の激しさは色あせていない。これまで読んできた面白い少年漫画と比べても遜色のない魅力を持った異性の主人公に初めて出会ったような感覚だった。まさかの4話終了には驚いたのだが、ちょうど1巻の読み切りになったことで自分の中で伝説化してしまい自分で買った唯一の少女漫画になった。ジブリでアニメ映画化する5年以上前の出来事。映画では普通の少女漫画風というかジブリ風になってしまってマイルドに感じた。すぐ怒りすぐ泣きすぐ笑う原作雫が好きだった。, ストーリーはそこまで奇をてらったものでもなく激しいものでもない。どちらかといえば平和で、今の時代と比べたら恵まれた環境の中でおきるぬるい恋愛話といった感じだ。中学生の自分がそれに憧れたわけでは全くなく、そこは冷静に設定としか感じていなかった。では何に引き付けられ面白かったのか。それはボケの雫とツッコミの天沢聖司の描き方だと思う。1巻で終わってしまった心残りは2人の恋愛感情が急速過ぎたところ。関係の浅い段階での2人の掛け合いをじっくり読みたかった。最初は図書館で見つけた天沢聖司の名前からミステリーが始まるとばかり思わされるが、天沢航司や雫の姉にもすぐに雫のことがバレてしまう。物語のクライマックスは2人の恋愛ではなく天沢聖司の「じゃあ自分で書いてみれば?」だと思う。1巻という短時間で雫の物語好きなキャラを表現し、いきなりその気持ちが離れそうな告白をしたかと思えばツッコミ聖司の指摘で自分で物語を書くというアドバイスで解消することに気づく。意外と天性の物書きはこのタイプが多いのかなと思う。アイドル選考についていった友達が合格するような己の才能に気づいていないという漫画的な主人公。好きなこと以外には鈍感で周りの視線にも無頓着。少しは雫のように生きたい、生きなければならないと今ではそう思わせてくれる漫画だと思う。, 1巻で終わったからスッキリとしてダレる部分が皆無だったといえるが、お姉ちゃんや絹ちゃんの描写をもう少し見たかった部分もある。最初から人気が出て連載が長期化したバージョンのこの作品も見てはみたかった。でも実は未だに漫画や映画のそれぞれに存在する続編は見てはいない。なんとなくこの物語は1巻で終わらせることがベストなんだろうと思っていた。そこに実写映画化のニュース。これを目にしてしまう前に既存の続編は消化しておいた方が良いだろうか。. 描かれるのは映画の10年後、つまり中3の雫たちが24歳になっています。 『耳をすませば』は柊あおいの漫画作品で、読書が大好きな中学1年生の少女(月島雫)を主人公として中学生の甘酸っぱい恋愛を描いた物語です。 当作品はジブリ映画としてのイメージが強いのですが原作は前述した通り柊さんの漫画となります。 ついに…あの甘酸っぱい青春漫画の代表 「耳をすませば」が実写化!. 「私背伸びし … 調べてみると出会いは平成元年のことだった。 原作の10年後を描いた実写映画化の発表があり、30年以上前にこの作品を読んだ時のことを思い返してみる。もしかしたら記憶違いがあるかもしれないが何故か痛烈にこの漫画に惹かれたことは覚えている。 『耳をすませば』(みみをすませば、英題: Whisper of the Heart )は、柊あおいの漫画作品。1995年に、近藤喜文監督、スタジオジブリ制作によりアニメーション映画化。 2020年、実写映画化が発表された 。 略称は「耳すま」 。 原作漫画版とアニメ映画版では設定や展開が異なる。 昨今、なんでも実写化してしまう世の中ですが. 調べてみると出会いは平成元年のことだった。 原作の10年後を描いた実写映画化の発表があり、30年以上前にこの作品を読んだ時のことを思い返してみる。もしかしたら記憶違いがあるかもしれないが何故か痛烈にこの漫画に惹かれたことは覚えている。
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